(その、爽やかな笑顔が・・・)
「おい、!タオルくれねぇか?」
(萌えなんですっww)
あたしは山本にタオルを渡しながら一人で萌えていた。
いやー・・・野球少年・・・・好きーw
ってか山本まじで好きなんですけど?!ツボだよ・・・っ
「どうした?顔、赤いぞ?」
「だ・・・大丈夫!なんでもないって!!」
・・・あなたがかっこよすぎて・・・眩しいっス。
「なあ、本当赤いんだけど・・・」
「え・・・はぁぁぃぃ?!!」
いきなりおでことおでこをあわせてくる山元。
て・・・天然?!(※注意 激しく萌えてます。
やっばー・・・熱上がりますって・・・
「ほら、目ぇ潤んでるしよ・・・病院行くか?」
「め・・めっそうもない!行かなくても、大丈夫だって・・・ひゃぁっ」
「しっかり捕まっとけよ。」
お・・・お姫様抱っこですかっ?!嬉しくて死にそうなんですけど。
あたしは、山本の笑顔をボーっと見つめる。
「ってさぁ・・・」
「ん?」
「なんで、俺のこといつも見てんの?」
え・・・えぇぇぇぇっ?!
あなた、気づいてらっしゃったんですか?!
ってか普通それならあたしの気持ちに気づくよねぇ?!
「いや・・・その・・・・・」
「ま、いいんだけど♪俺、好きだしさー」
「・・・はい?」
「なんだ?」
いや、そんな笑顔でさ・・・告白?
「それ、まじで?」
「もちろん。俺、が好き。」
「・・・あたしも好き!!」
山本の首に腕を回して抱きつくと、バランスを崩す山本。
「じゃあ、恋人だな!」
「そんな、笑顔で言われても・・・・」
萌えちゃうんですけど。
ちゅっ・・・
「?!」
「♪」
触れるだけのキスをして、満足げな顔で病院まで歩いていく。
熱が、どんどん上がってきた。
やばい・・・山本、本当・・・かっこいい。
「山本、好き。」
「なんか、改めて言われると照れるな・・・」
ちょっと赤くなった顔の山本にキスをする。
「おい・・・、また・・熱上がるぞ?」
「・・・・」
「お・・・おいっ!!ね・・寝てる?」
ああ、山本の声が遠くに聞こえるよ。
あったかくて、大きい山本の腕。
萌えとかかっこいいとか全部取っ払って、
「好き・・・だよ・・・」
「・・・?」
微熱37.5℃
あ・・・幸せの温度・・・