「雲雀さん!!」「委員長!!」
「「セーラー服を着ませんか?!」」
「・・・・・・・は?」
草食動物たちが群がり始めるお昼時、
と草壁が応接室にやってきた・・・
と思えば、この騒ぎ。
セーラー服を見せ付ける草壁に
にこやかなが僕の周りを取り囲む。
「委員長!!今日は学ランは不吉です!!」
「はあ?」
「そうなんですよ雲雀さん!!今日の占いで学ランはよくないってでてたんです!!」
「・・・あるはずないじゃない。」
「いや、確かにそうなんです!!これを・・・」
ハァハァ。となんだか気持ち悪い息遣いの草壁の持っている雑誌をひったくり、
占いのページを見つめる・・・(つうか、隣でホント草壁の息遣いがキモイ。殺してやろうか)
『雲雀って名前の人は「学ランに注意☆」』
・・・・って、明らかに
「お前らが書いただろーーーーーー!!!!」
「委員長!」「雲雀さん!!」
「「キャラが変わってます!!」」
「おっと・・・僕としたことが・・・。怒りで我を忘れてしまったよ」
「では、学ランを脱いで・・・」
「セーラー服を着ましょう♪」
いやいや、話の流れがおかしいよ二人とも。
ちょっと、草壁!!なんか口の端から出てるけど・・・それは涎かい?
ほんとキモイね。吐き気がするんだけど。
「・・・君がセーラー服を着ればいい。」
「あたし、ブレザー派だから無理です。」
「そんなにきっぱりと・・・;」
「ってか雲雀さんが着たら萌えると思うんですよね」
「はいつも応接室に来てるし、もう風紀委員の一人として・・・」
「ついでに前髪をこのボンボンのついたゴムで結ぶと更に萌えます!」
「あ、ちなみにには副委員長をやってもらおうと思うんだ。草壁はもういらない」
「ええ!?委員長!!それは・・・私が委員長の彼氏として認めてくれると『バキン!!(トンファーで殴られる)』」
「ついでに眼鏡もかけましょう♪萌え要素たっぷりでしょ☆」
「さ、!君にこの風紀の勲章をあげるよ!!さあつけて!!そして僕とこの学校を新居にしようじゃないか!!」
「さ、雲雀さん!!このセーラー服を着ましょう!!そして眼鏡を!!前髪を!!」
「さ、委員長!!是非私の貞操を奪ってやってくださ『ドゴォォッッ!!(トンファーで殴られる)』
馬鹿三人組は、ただひたすらに自分の欲望を吐き出していた。
交差することのない愛故に
(続くよ!!)(え?!続くの?!)(知らないけど・・・)(委員ty)(草壁消えて)(ひどいです!!)